これぞ新喜劇と思った出来事

日本滞在中、母に何度もこけさせられました。

まさに、あの吉本新喜劇のずっこけです。

中でも秀逸だったのは、これ。

ある日母が真顔で「あんたにどうしても聞きたいことがある。」と言いました。

これは何か重大な話に違いない!(*・`ω´・)と身構える私。

「あのな、食器を洗った後にいつも桶に水を残してあるやろ。あれは一体何のためや?」 

はぁ? Σ( ̄ロ ̄lll)  それって、そんな前置きつけて、たいそうに聞くこと??? 

もうこれにはガクーッときましたよ。

というのも、ドイツに暮らして以来節水を心がけていて(水道代が日本の3倍)、食器を洗ってすすいだ時の水を残しておくようになったのです。

それを実家でも無意識にやっていたようで、母には不思議だったんですね。

母は昔、いつ火事が起きてもすぐに消火に使えるようにそうしていたのだそうで、「あんたも同じ理由でやっとンのかと思った。」らしいです。

もうホンマに人騒がせな。┐(´д`)┌ヤレヤレ



あとは介護認定を受けさせようと思った時に、必要な「介護保険証」を探していた時。

「そんなもん、見た事ない。もし送ってきたとしたら、とっくに捨てた。」と言い張る母。

なかったら再発行してもらうのが面倒やなぁ・・・と思っていたら引き出しの奥から後生大事にケースに入って出てきたり。

「え?そんなとこにあったか?私知らんわ。兄ちゃんが勝手にやったんやろ。」

間違いなくあんたやー! 人に濡れ衣を着せるなー!



介護保険証は65歳になると市町村から送られてくるのですが、もらった頃は元気だったのでピンと来てないし、必要ないと思ったのでしょうね。

結局認定は受けませんでしたが、所在が分かって良かったです。



今までは観光客気分での一時帰国を数年おきにしていたのですが、これからは母の調子が悪くなくても掃除や片付けの為に帰らなきゃと思うようになりました。

いつまた急に帰らなくてはいけない状況になるか分からないので、ドイツ語コースも仕事探しもお預けです。

長々と書きましたが、これにて介護のお話はおしまいです。




日本の猫グッズは可愛い物ばかり。 どれもこれも欲しくなりました。
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母の老いと自分の老い

自分の老いというのは認めたくないものです。

いくら口で「もう年やから・・・」と言っても、実際はそんなに年だとは思ってない。

でも当たり前だけど、いろいろ衰えてきます。



食べ物をこぼす、言った事・した事を忘れる、トイレを失敗する、体力や忍耐力がなくなる・・・。

私から見ればすべてにおいて手を貸さないといけなくなり、自分がいくら準備万端に整えていても思ったように事が運ばない。

言うことがコロコロと変わり、振り回される。

私には子供がいないけれど、子育てとはこんな感じかなと思いました。

昔母に怒られたのとまったく同じ台詞を自分が母に言っている。

「肘をついて食べたらあかん。」 「茶碗にまだご飯粒がついてるで。」 「そんなにイライラしいなや。」

まったく立場が逆転し、いつもは作ってもらっていたご飯を今度は自分が作って食べさせる。

こんな風になるのは望んでない。 母にはいつまでも母でいてもらいたいのに・・・。

老いるという事は、それまでできていたことができなくなることで、それって哀しいですね。


かくいう私も、自分自身の老いを随分と感じました。

自分のしたことが思い出せないのです。

家の鍵やキャッシュカードをどこに入れたか忘れて、探し回ることもありました。

これにはさすがに落ち込むやら、自分に腹が立つやら。

母の介護どころか、私がこんなんでどうすんねん! しっかりしろ、自分。

ちょうどその頃SMSのやり取りをしていた夫からいろいろダメだしされ、キレてしまいました。

夫としては何かいいアドバイスをしようと思ったらしいのですが、私にはそれがダメ出しに聞こえ、「介護なんか一切やったことがないのに何が分かるのよヽ(`Д´)ノ」と思ってしまったのです。

体力もなく、久しぶりの布団の上げ下ろしや連日の寝不足にへとへとでした。

そんな母と自分を冷静に見られるようになったのは、2週間がたち夜は母と別の部屋でゆっくり眠れるようになってからでした。



体力づくりの為にワンダーコア スマートを購入。(兄が持っていたのを使ってみて気に入り、探したらドイツでも買えた)
日々、トレーニングに励んでいます。
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かりんとおじさんと、駄々をこねる子供

また日本でのお話に戻ります。

日本での1か月は完全に母に合わせた生活でした。

病院受診・リハビリの付き添い、掃除・洗濯・食事の世話に買い物。

ドイツに居てもやってる事はほぼ変わらないのですが、やはり介護というのは疲れます。

会話のつじつまが合わなくて何度も同じ事を言わなければならないし、いつも大音量でテレビをかけているので大声で言わないと聞こえないし。

居酒屋さんとかでもそうですが、騒がしい所で大声でしゃべるだけでもかなりしんどいですね。

昔、母が祖母と接して全く同じことを言っていたのを思い出しました。(歴史は繰り返す・・・)



そんな中スーパーで出会ったのが“かりんとおじさん”。

遠い所から大きな声で「かりんとうちょーだーい!かりんとうちょーだーい!!」とひたすら叫ぶのです。

ちょうどお菓子売り場の近くにいたので、そこにいた店員さん達のやり取りが聞こえました。

「あっ、またかりんとおじさん来た。どのかりんとうやったけ?2つくらいでええかな。」と言いながら鷲掴みにし、おじさんの元へ。

お目当てのかりんとうを手に入れたおじさんは、ご満悦

うんうん。分かるよ。 かりんとう美味しいよね。

おじさんはご高齢で杖をついていたので、自分では商品を探してレジに行くのが困難なのでしょう。

今日もかりんとう食べてるかな。


また別の日には“駄々をこねる”というのはこうすることです。と、見本に動画で載せたいくらいに駄々をこねている少年を見ました。

レジ前で仰向けに転がり、手足をバタバタさせて「嫌や~嫌や~、あれ買って~。」と泣き叫ぶこと3分。

どこからともなく現れたお母さんは「あんたええ加減にしいや、恥ずかしいやないの。ほら行くで。」と言ったかと思うと、あっという間に子供を抱えて出て行きました。

今でも駄々をこねる子っているんですね。

実家周辺の狭い行動範囲でしたが、どこにでもネタは転がってるもんです(^o^)




私の好きなかりんとう 鶯ボール。地域限定みたいなので知る人ぞ知る懐かしいお菓子です。
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ただいま・・・ドイツ

約1か月の日本滞在を終えて、ドイツに戻ってまいりました。

母は見違えるように元気になり、介助なしで入浴もできるようになりました。

でも年相応の物忘れや足元のふらつき等、挙げればきりがない不安も残ります。

引き上げるタイミングはかなり迷ったのですが、いくら長居しても「これでもう大丈夫」と太鼓判を押せるはずもなく、結局当初から予約していた便で戻ることにしたのです。

私がずっと一緒に居たので、いなくなるとさぞかし気落ちするだろうと心配していたのですが、今のところ大丈夫そうでホッとしています。




日本での日々についてはおいおい書くとして、今日は帰りの飛行機の話など。

オンラインチェックインを済ませたとはいえ、何があるか分からないので早めに家を出て空港には出発の2時間半前に到着。

早くカウンターに行ったおかげで“足元の広い非常口前の席”が空いていると教えてもらい、初めて非常口前の席に座りました。(ルフトハンザの場合、ドイツ語と英語が堪能というのが条件のはずですが、特に聞かれず)

実際確かに足元が広くて良かったのですが、いろいろとデメリットもありました。

まず足元に荷物を置くスペースがなく、機内誌などが入っている前のポケットもない、
テーブルとモニターが収納されているので、いちいち取り出すのが面倒くさい、
すぐ横がトイレで頻繁に人が行き来し、落ち着かない、
離陸・着陸の時は目の前にCAさんが座るので気恥ずかしい、
足を広げていると丸見え・・・(^^;)

本来なら指定料金が高いはずの席なので、今後そんなに払ってまでそこに座ろうとは思えませんでした。

そして頭上の荷物棚がいっぱいだったので少し離れた所に入れるよう指示されたのですが、私には棚が高すぎて出し入れがしにくいのです。

どう見ても困っているのに誰も助けてくれないし、そういう時に限ってCAさんも近くにいない。

夫がいればなぁ・・・何度そう思ったかしれません。


良かったことと言えば、ほんの少しのドイツ語を話しても褒めてもらえること。

炭酸入りの水をドイツ語で頼んだだけでもとびきりの笑顔になって持ってきてくれるので、それだけは嬉しかったです。


久しぶりにドイツの地を踏んでホッとしたのも事実。

やはり今の私の生活の場はドイツなんだなと実感しました。





関空にあった顔出し看板。 ベタなものがいっぱい描かれています。
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母、シルバーカーデビューする

日本に戻ってから3週間が経ちました。

母は日に日に元気になり、レントゲンでも状態が良くなっているとのことで、リハビリも再開しました。

でも放っておくと一日中横になって寝てしまうので、天気の良い日は散歩に連れ出しています。

その時に活躍するのがシルバーカー。 もともと亡くなった祖母の物だったのですが、まさかのヒョウ柄。
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おばあちゃん、ヒョウ柄の服こそ着なかったけど、あなたも関西のおばちゃんだったのね・・・。

すすめても最初は「そんなんいらん(♯`∧´)」と拗ねていたのですが、なだめすかして使うこと数回。

今では素直に使うようになりました。

これは疲れたら座って休めるのがウリなのですが、その“座れる”という事実やストッパーのかけ方をすぐに忘れてしまうのが困りもの。

わざわざシルバーカーを横において、そこらへんのブロックの上なんかに座ろうとするのでまだ付き添いが必要です。

それなのに、知り合いに会って「あんた、まだ1人で歩かれへんの?」と聞かれると「大丈夫やねんけど、この子が心配してついてくんねん。」と私がやりすぎなような物言い。

嘘つけーっ どこが大丈夫やねんと内心突っ込みを入れながら苦笑いするしかない私。

高齢者のプライドはなかなかやっかいです(^^;)







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プロフィール

かみーれ

Author:かみーれ
ドイツ人が日本人と似てるって?!誰が言ったのそんなこと。
住まなきゃ分からないドイツ人のいい加減さにしょっちゅうキレる毎日ですが、住めば都で早や7年。
どんな事も笑いに変えて、“笑ってもらえりゃ丸儲け”で日本人の夫と二人たくましく生きています。

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