日曜の苦行

日曜ごとに夫のワイシャツにアイロンをかける。

家事全般に好きではないが、特にアイロンがけは大嫌い。

寒い季節はまだいい。

いきなり真夏の陽気になったクーラーのないドイツで、室温30℃の中でかけるアイロンほど嫌なものはない。

何度言ってもスーツ着用をやめることは聞き入れられない。

社長すらスーツを着ないのに、社内でただ一人、頑なにスーツを着る夫。

本人曰く「スーツを着ると仕事のスイッチが入る。」のだそうだが、迷惑このうえない。

そのスイッチ、どうか他で入れてくれないだろうか。

アイロンをかけてやらなければ、自分でやるという選択肢はなく、しわしわのまま着ていかれる。

そうすると、私の立場がないではないか。



周りはドイツ人ばかりなのだから、シャツがしわしわでも誰も気が付かないだろう…という予想は大いにはずれた。

アイロンではないが、以前毛染めをしているときに誤って夫のシャツに染料を付けてしまったことがある。

袖だったし、きっと誰も気づかないとそのまま着て行かせたのだが、速攻で聞かれたというのだ。

その聞いてきた相手も今まで夫の髪型が変わろうが、スリーピースを着ようが、何も言ってこなかったのに、その時だけ言ってきたというのだ。

ムムム・・・・侮れん "(-""-)"

その人はきっとしわしわシャツに気づいて、敢えて言わないという方法を取るだろう。

かくして毎日曜日、アイロンをかける苦行は今も続いている。

明日の予想気温は36℃。  暑いよ~ (;´Д`)







スポンサーサイト

テーマ : ドイツ生活
ジャンル : 海外情報

誤解との闘い in ドイツ

いや本当は、ぼやいてる場合ではないんですが。

ドイツ生活8年目。

初級ドイツ語コースのみを修了し、あとはサバイバルで何とか生きている私。

ボランティア先で生のドイツ語に触れると、誤解のオンパレードである。

単語力がないのはもちろん、知ってる単語でも使い方によっては全く意味が分からないし、日常会話では教科書にない言い回しも多い。

分からないと自分で思えば、聞き返す事も出来るのだが、自分では分かったつもりなので始末が悪い。

実にとんちんかんな事を答えたり、やったりしてしまう。

となると、相手は「はぁ???何やってんの???」となる。

アカン (;゚Д゚) 今のは違ったらしい・・・

と思っても、焦って何をどう言えばいいか分からなくなり、余計にしどろもどろ。 「あぅあぅあぅ・・・」

たった3時間ほどの間に嫌~な汗をかくこともしばしばである。

しかし、そんな時はドイツ人の性格に救われる。



とてもあっさりしているのだ。

行き違いで、ちょっと険悪な雰囲気になった時、しばらくあの人には会いたくないなぁ・・・と思う。

そんな時程きっちりその人に会うのであるが、相手は先日の事などまったく覚えていないらしく、清々しい笑顔で迎えてくれたりする。

なーんや。 誰も私みたいに引きずらへんねんな。 (´▽`) ホッ



しかしいつまでも理解できないままではアカン。

常に“ドイツ語をなんとかしなければ”という強迫観念があるのが、ドイツ生活最大のしんどさだと思う。

もちろん必死に勉強すればいいだけなのだけど。



テーマ : ドイツ生活
ジャンル : 海外情報

ドイツでパトカーに乗った夫

タイトルを見てギョッとした方、ご安心ください。

夫は今も前科者ではありません。


それはまだドイツ通貨がマルクだった頃。

知人のお葬式に出かけた夫。

電車に乗ろうと最寄り駅に行ったら、一台しかない券売機が壊れていた。

時間も迫り、仕方がないので切符を買えないまま電車に乗ったら、運悪く検札が来て問い詰められた。

事情を話すがもちろん情状酌量などしてくれるはずもなく、「切符が買えなかったら、電車には乗ってはいけない。」とバッサリ。

住所・氏名を聞かれたうえに身分証明書を提示しろと言われたが、盗られたら困るからとパスポートを携帯していなかった。

「切符を買ってない上に身分証明まで無いやと!?

今すぐ降りろと電車を降ろされ、警察に連れていかれた夫。

そこからは警察の仕事で、本当に申告した場所に住んでいるのかどうか、パスポートを持っているのかどうかを確かめるため、パトカーに乗せられて家まで行ったそうな。

もちろん周辺の住民は何事かと集まってくるし、いくら人目を気にしない夫でも「さすがにあれは恥ずかしかった。」というほどに強烈な体験だったらしい。

それ以来、夫はいつでもパスポートを持ち歩くようになった。

もちろん夫も悪いが、まぁまぁの確率で券売機が壊れているドイツもどうかと思う。(ちなみにこの事例の場合は駅と時刻、券売機の番号を控えておけば良かったらしい)

そして人によって判断が違いすぎるシステムが一番どうかと思う。

つい最近も有効な定期券を所持しているのに、身分証明を持っていなかったという理由だけで違反切符を切られ、罰金を払わされたという日本人の記事を読んだ。

自分の身を守るのは自分しかいないと、改めて思う五十路の春。

強くたくましく生きていくのだ。

Polizeihamburg.jpg
ドイツのパトカー 




テーマ : ドイツ生活
ジャンル : 海外情報

何事もスムーズにいかないドイツ

先月から悩まされていることがある。

それは乳がん検診。

自主的には行かないが、いろいろ気になるお年頃なので、行くこと自体はやぶさかではない。

手紙が来て勝手に指定された日時は絶賛一時帰国中。

行けるはずがないので、予約変更の電話を夫にしてもらうと「あなたは本人じゃないでしょ?!本人としか話せません!」ガチャ!

いやいやいや・・・。

日時を変更してもらうだけやのに、なんで本人でないとアカンのか。

そこをちゃんと説明されないまま、一方的に電話を切られたらしい。

私が一番苦手なドイツ語での電話を頑張るしかないか・・・・ともう一度手紙を見直したら、その前に別のところに確認しないといけない点が発覚。

そこにまた電話をかけてもらっているのだが、これがもう本当にらちが明かない。

「ただいま担当者が不在でして…。」と電話に出た人に用件を伝え、「折り返し連絡致します。」を待てど暮らせど何の音沙汰もなし。

日本に行ってしまうと連絡が取れないからと、もう一度かけてもらったが別の人が出てまた同じことの繰り返しで何の音沙汰もないまま日本へ行った。

今度の検診は2年後か…(´Д`)ハァ…とあきらめていたら、何事もなかったように来週の日時指定でもう一度案内の手紙が来た。

そして昨日、3度目の電話をかけてもらったが、また担当者がおらず(もしかすると幽霊社員???)折り返しを待っている。

はてさて、来週の期日までに返事がもらえるのだろうか。

日本にいると難なくできる事が、とっても多難なドイツ暮らしである。




テーマ : ドイツ生活
ジャンル : 海外情報

ドイツで言われて悲しい言葉

たまに道端で子供たちに会うと、「チン・チャン・チョン」と言われることがあります。

これはアジア人を馬鹿にする言葉で、いかにも「やーい」という感じですれ違いざまに言ってくるのです。

この言葉は じゃんけんから来ているのかと思ったら、ドイツ人の耳に日本語や中国語がそういう音で聞こえるかららしいです。

いくら相手が子供といっても、こんな風にからかわれていい気はしません。

子供は一人の時は言ってこないので、いつの間にか向かいから数人の子供(主に小学生)が歩いてくると身構えるようになってしまいました。




それと今日初めて言われたのが、Schlitzaugen。シュリッツアウゲン

これはSchlitz(スリット)とAugen(目)が合わさった言葉で、アジア人の目が細いことを馬鹿にしているのです。

よく目を横にピーッと引っ張ってこう言われるらしいですが、私の場合はボランティア先で入居者さんに言われました。

もともとこの言葉は知っていたので、正直“ついにきたか・・・・”という感じでした。

その入居者さんは目についたものや耳に入った言葉を大声で繰り返す方なので、目の前に来た一重の私を見てそのままを言っただけなのだと思います。

でもやっぱりいい気はしなかったので、その場を少し離れました。





もう一つ、これは私は今まで感じていなかったのですが、手を合わせてお辞儀をするしぐさも馬鹿にしてやっている場合があるらしいです。

今までに何回かそうされましたが、相手の雰囲気からどちらかというと、日本好きな人がインドとか他の国と勘違いしてやっているとばかり思っていたので、知って愕然。

もちろん悪気なく本当に勘違いの場合もあるのだろうけど、そうばかりでもない事を頭に入れておこうと思います。




日本がどこにあるかも、中国と日本の違いも分からない人に馬鹿にされたくないわ!と思うのですが、なんでも奇異に映ると馬鹿にしたくなるんでしょうね。

お辞儀などの習慣や言葉は誇りを持ってるからいいとして、外見でどうこう言うのはやめてくれへんかなぁ…。

thumbnail_eye.jpgいろんな目








テーマ : ドイツ生活
ジャンル : 海外情報

プロフィール

かみーれ

Author:かみーれ
ドイツ人が日本人と似てるって?!誰が言ったのそんなこと。
住まなきゃ分からないドイツ人のいい加減さにしょっちゅうキレる毎日ですが、住めば都で早や7年。
どんな事も笑いに変えて、“笑ってもらえりゃ丸儲け”で日本人の夫と二人たくましく生きています。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる