母、シルバーカーデビューする

日本に戻ってから3週間が経ちました。

母は日に日に元気になり、レントゲンでも状態が良くなっているとのことで、リハビリも再開しました。

でも放っておくと一日中横になって寝てしまうので、天気の良い日は散歩に連れ出しています。

その時に活躍するのがシルバーカー。 もともと亡くなった祖母の物だったのですが、まさかのヒョウ柄。
IMG_1555.jpg
おばあちゃん、ヒョウ柄の服こそ着なかったけど、あなたも関西のおばちゃんだったのね・・・。

すすめても最初は「そんなんいらん(♯`∧´)」と拗ねていたのですが、なだめすかして使うこと数回。

今では素直に使うようになりました。

これは疲れたら座って休めるのがウリなのですが、その“座れる”という事実やストッパーのかけ方をすぐに忘れてしまうのが困りもの。

わざわざシルバーカーを横において、そこらへんのブロックの上なんかに座ろうとするのでまだ付き添いが必要です。

それなのに、知り合いに会って「あんた、まだ1人で歩かれへんの?」と聞かれると「大丈夫やねんけど、この子が心配してついてくんねん。」と私がやりすぎなような物言い。

嘘つけーっ どこが大丈夫やねんと内心突っ込みを入れながら苦笑いするしかない私。

高齢者のプライドはなかなかやっかいです(^^;)







スポンサーサイト

テーマ : 日常生活:日本
ジャンル : 海外情報

娘の数が自慢の種

母と一緒に病院に行くと、老人コミュニティに巻き込まれます。

会う人ごとに「あんた最近見いひんかったなぁ。どないしとったん?」から始まり、いちいち転んだ時からの説明が始まります。

そして隣にいる私をチラッと見て「娘さん?」

そうだと答えると「ええなぁ、娘がおって。私ゃ息子ばっかりや。」

すると、もうひと方が「私は娘二人。」とドヤ顔。

「そらええわぁ~。息子は何人おっても何も役に立たへんけど、やっぱり娘がおったら心丈夫やなぁ。」

「そうやそうや。

なんと、老人市場では娘株急上昇です。



そして腰から胸までのコルセットをしている話になると、「あぁそれ、私も持っとるわ。」という人多数。

そしてここでも自慢。 「私はそれと違う、もっとごっつい(すごい)のも持っとるで。」

「ほぉ~。

いやいやいや・・・・それ、自慢になりませんから(^^;)


おばあちゃんと言えば、皆おそろいのように持っているのが“手作りのポシェット”。

それにじゃらじゃらとマスコットやら鈴やらを付けるのがトレンドなようです。

かくいう私も今は母のポシェットを借りているので、自動的に仲間入り。

せめてコルセットの自慢はできないよう、足腰を鍛えておこうと決意しました。



初めてのレンタルコミック。 読みたかった「聖☆おにいさん」読破中です。
IMG_1546.jpg

しかし漫画もレンタルできるなんて、便利になりましたねぇ。

母を残して長く外に出られないので、こういうのは助かります。

でも会員証を作るときの店員の説明が長すぎ

女子高生をバタバタと倒れさせた、校長の挨拶を彷彿とさせました。







テーマ : 日常生活:日本
ジャンル : 海外情報

薬の自己管理の落とし穴

おかげさまで母は随分と元気になり、トイレで排泄するようになり一度シャワーもしました。

もちろん付き添いつきですが、トイレならほとんど手を貸さなくても良いくらいになっています。

一時は認知症が始まったのか?と思わせる言動や行動があったのですが、それには思わぬ原因がありました。

結論から言うと、睡眠薬を飲みすぎて朦朧としていたのです。



なぜそうなってしまったのか?

もともと母は10年来同じ脳外科にかかっています。

1人で診察を受けて薬をもらい、自己管理していました。

今回骨折してからは家族がその薬を管理しているのですが、薬袋に「1日1回寝る前」とだけ書いてある薬が実は睡眠薬だったのです。
しかも普通1錠のところを倍量の2錠出ていて、他の薬が60日分なのに、それだけは30日分で、早くなくなった時点で気づきました。

普通睡眠薬なら「頓服 不眠時」となっていますよね。

どうやら病院側の都合で形式上そのように処方されているだけで、実際は1回1錠飲むようにと本人に口頭で説明していたようです。

そうとは知らないで書いてある通りに飲ませていたので、もちろん飲みすぎで、一日中ボーっとするのもトイレが間に合わないのも仕方のない事でした。

事実が分かった時はゾッとしました。 一番大変だったのは母。

何もない部屋で転んだだけでもショックなのに、痛いわ・動けないわ・オムツをされるわで災難な事でした。

母に限らず高齢者への関わりはとても難しいです。

できる事を取り上げてもダメだし、任せていると今回のような事が起こりかねないし。

できればたまに診察に付き添うとか、お薬手帳ないし説明書きを時々見て内服内容を把握しておいた方が良いと思いました。





近所の海岸沿いに建つ神社。(画像はパンフレットより拝借しました
IMG_1544.jpg

藤の花が満開でした。
IMG_1543.jpg








テーマ : 日常生活:日本
ジャンル : 海外情報

病院というコミュニティ

昔から病院は年寄りばかりで、顔を合わさないと心配されるという笑い話があります。

私も笑っていたくちだったんですが、今時は馬鹿にしたもんでもないなと思うようになりました。

というのも、母が通っている近所の病院は内科・整形外科でリハビリ施設があるので、暇さえあれば毎日通い110円でリハビリをしてもらっていたのです。

電話で送迎も頼めるのでお年寄りが一人でも通いやすく、実際そういう人が多数。

なので顔見知りになって世間話をし、わりと込み入った家庭事情まで知ってたりするのに互いに名前は知らないという不思議な人間関係ができるようで・・・(;^ω^)

母のように老人クラブとか、シルバーなんたらが嫌いな人間にとっては、特別何かに参加してるわけではないけど話し相手ができる最高の環境だと思いました。

骨折して以来、誰かに会うと「あんた、車いすなんか乗ってどないしたん?」と言われるのが嫌で誰にも会いたくなさそうな母でしたが、昨日何人もに声をかけてもらい、話している時はけっこうしっかりしていました。

やはり家族以外とのつながりも必要ですね。

よく知っている看護師さんには「口数が増えて元気になってきた証拠やね。あんまり静かやったら○○さんと違うわ。」と言われてしまい、私は間違いなくこの人の子だなと実感。

やはり血は争えません(^^;



兄に交替してもらって行ってきた姪っ子の演奏会。 私が11回生で、姪が44回生。懐かしい青春の記憶がよみがえりました。IMG_1538.jpg




テーマ : 日常生活:日本
ジャンル : 海外情報

プロフィール

かみーれ

Author:かみーれ
ドイツ人が日本人と似てるって?!誰が言ったのそんなこと。
住まなきゃ分からないドイツ人のいい加減さにしょっちゅうキレる毎日ですが、住めば都で早や7年。
どんな事も笑いに変えて、“笑ってもらえりゃ丸儲け”で日本人の夫と二人たくましく生きています。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる