誤解との闘い in ドイツ

いや本当は、ぼやいてる場合ではないんですが。

ドイツ生活8年目。

初級ドイツ語コースのみを修了し、あとはサバイバルで何とか生きている私。

ボランティア先で生のドイツ語に触れると、誤解のオンパレードである。

単語力がないのはもちろん、知ってる単語でも使い方によっては全く意味が分からないし、日常会話では教科書にない言い回しも多い。

分からないと自分で思えば、聞き返す事も出来るのだが、自分では分かったつもりなので始末が悪い。

実にとんちんかんな事を答えたり、やったりしてしまう。

となると、相手は「はぁ???何やってんの???」となる。

アカン (;゚Д゚) 今のは違ったらしい・・・

と思っても、焦って何をどう言えばいいか分からなくなり、余計にしどろもどろ。 「あぅあぅあぅ・・・」

たった3時間ほどの間に嫌~な汗をかくこともしばしばである。

しかし、そんな時はドイツ人の性格に救われる。



とてもあっさりしているのだ。

行き違いで、ちょっと険悪な雰囲気になった時、しばらくあの人には会いたくないなぁ・・・と思う。

そんな時程きっちりその人に会うのであるが、相手は先日の事などまったく覚えていないらしく、清々しい笑顔で迎えてくれたりする。

なーんや。 誰も私みたいに引きずらへんねんな。 (´▽`) ホッ



しかしいつまでも理解できないままではアカン。

常に“ドイツ語をなんとかしなければ”という強迫観念があるのが、ドイツ生活最大のしんどさだと思う。

もちろん必死に勉強すればいいだけなのだけど。



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お気に入りのドイツ靴

数少ないが、ドイツ製で気に入っている物がある。

その一つがこのRieker リーカーの靴だ。
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こういうタイプの靴を、もう5年くらい履いているが、一向にくたびれない。

価格は50~60ユーロくらいだし、足も疲れにくく、脱ぎはきしやすいのもメリットだ。

なので、夏用に少しスリットの入った物を新調した。
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そして日本のウォーキングシューズや“ミセス用の靴”はいかにも年寄り向けな物が多いが、それよりは見た目も良い(と思う)。

在独日本人の中にもリーカーファンが多く、偶然お互いにリーカーの靴を履いているのに気付き、盛り上がったことがある。

女性に大いなる喜びをもたらす“共感”だ。

それまでは自分で気に入って履くだけで人に薦めたことなどなかったが、それ以来薦めるようになり、夫も今は愛用している。

日本でも買えるようだが、こっちで買うより3倍くらい高い値段が付いていてびっくりした。


びっくりしたと言えば、自分の感覚。

最近はデパートでも袋にお金がかかるようになり、靴を買った時に「袋は10セント。」と言われ、「結構です。」と断って、カバンにじかに靴を入れて帰ったことだ。

家で落ち着いて考えてみると、いくら売り場とは言っても誰かが試着するときは床を踏んでいるわけで、その靴を(ビニール袋も持っていたのに)じかにカバンに入れるなど、日本人ではあまりやらない事だと思う。

ここドイツでは普段履いている靴をそのままリュックに食べ物やなんかと一緒に入れるのも珍しくないのであるが、もはや私もその一段階目にさしかかってしまったのかも。Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン








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ナプキンパン団子

今日の老人施設のお昼ご飯はグラーシュとServiettenknödel ザビエッテンクネーデル 訳して「ナプキンパン団子」。

クネーデル自体はパンを野菜や粉と一緒に丸めて茹でたお団子で、よく肉料理の付け合わせで出てくるが、今回のは前にナプキンという単語が付いているので、頭が混乱。

しかもこの時点ではザビエッテン=紙ナプキンと思っていたので、紙ナプキンのパン団子っていったい何やねん???となおさら困惑した。

入居者さんに聞いても知らないと言う。

すると、出てきたのは丸くないパン団子だった。

帰って調べてみると、ザビエッテンはナプキン一般を指し、なんでも布のナプキンに包んで茹でるからそういう名前らしい。
220px-Serviettenkloss.jpg※画像はWikipediaより

しかしこれ、老人には激しく向かないメニューだ。

グラーシュの肉は細かく裂かれ、パン団子もサイコロ状に切られていたが、肉の繊維は残るし、小さくされたくらいでは屈しないほど強い意志を持ったパン団子。

案の定、残食率が非常に高い結果となっていた。

私自身もこのパン団子が好きではない。

なんというか、もったりとして、恐ろしく重いのだ。



今日も今日とて茶色とベージュの昼食。 おまけにデザートはバナナ。

よくもまあこれだけ視覚に訴えることを放棄するものだ。

とか何とか言いながら、絶対に自分では作らないご飯を、毎回密やかに楽しみにしている。( ̄ー ̄)ニヤリ






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心理テストができない夫

寒い。

ついこの間25℃まで上がった気温が急に下がって、今朝の気温は1℃。

天気もころころ変わって、いきなりドーっとみぞれ混じりの雨が降る。

衣替えをしたばっかりなのに、冬服が恋しいドイツである。



イースター休暇の4連休、例によってどこにも行かず、ひたすらネットで動画を見て過ごした。

その中にあったバラエティ番組の心理テストをやっていた時のこと。


~想像してください
 あなたは一人で海辺を歩いています。天気は良く、とても良い気分です~

第一問。
少し歩くと、砂浜に一つの本棚がありました。その本棚に本は何冊ありますか?

私「(三段ボックスのような本棚をイメージしつつ)12冊くらい。」
夫「そんなの、砂浜に本棚がある時点でおかしい。百歩譲って流されてきたとして、、本なんかあるはずがないじゃないか。」

Ω\ζ°)チーン
はい、終了。 それ以降の問題はもう考えようとしない。

そんなこと言わずに、少々無理があっても素直に想像すればいいと思うのだが、彼にはそれができないのだ。

なんとも融通の利かない男だ。

ちなみにこの質問で分かるのは、本の数=その人が抱えている問題の数という事らしい。

私は12個もの問題を抱えているのに、夫はゼロという事だ。

さもありなん・・・・"(-""-)"

相手に山ほどの問題を抱えられていても困るが、ゼロって。




幸せそうな夫にノンアルコールビールで乾杯した。







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桜と黄色い絨毯

Wiesbaden(ヴィースバーデン)にはサクランボで有名なFrauenstein(フラウエンシュタイン)という地域がある。

その一帯はこの時期白い桜の花が咲き乱れ、とても美しい。

中心部からバスに乗って20分。
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ほんの少し郊外に行くだけなのに、ガラッと雰囲気が変わる。
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人っ子一人いない道をカメラを持って歩く。
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やっぱり自然には癒される (^_^)

一角には黄色い絨毯を敷いたように菜の花が咲いていた。
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今年初の菜の花畑だ。

油を採る用の菜の花らしく、残念ながら食べられないらしい。 菜の花の辛し和え、美味しいのに…・

と思ったら、農家がやっている直売所があった。
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新鮮な卵、野菜、果物にジャムなどの加工品。 パンやケーキもあった。

こっちで食べる果物の中で一番好きな、Weinbergpfirsich(ヴァインベアクプフィルジッヒ)というぺったんこの桃のジャムと素朴なクッキーを購入。

なんでもサクランボの時期には、ここならではの白いサクランボが出て、それが美味しいのだとか。

幻の白いサクランボを求めて、その頃に再訪するとしよう。

















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もうすぐイースター

次の土曜から月曜まではイースターの4連休。

子供もいない我が家では特にウサギ型チョコを買うでもなく、ずぼらなのでイースターのデコレーションなんかもしない。

唯一するのは、ドイツ人の友人にイースターのカードを送ること。

クリスマスとイースターにカードを送り合うのが、ドイツの習慣らしい。

ところが日本の年賀状と同じでカードを書く人が減ったのか、イースターのカードはバリエーションが少ない。

クリスマスや誕生日カードはいっぱいあるのに、毎年探すのに苦労する。

今年はちょっと奮発して選んだカードに、折り紙で作ったウサギと卵をつけてみた。
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喜んでもらえるといいのだけど。


~蛇足~

今、ブログを書き始める時に急に思い出したのだが、若い頃東京に行き、電車に乗ろうとホームの表示板を見て驚愕した。

“次”と“今度”。

「何それ?いったいどっちが先に来るん???」 
「次ちゃう?」
「いや、今度やろ?」

友人と4人で悩みまくったものだ。

関西人にとっては次も今度もNext。

電車の表示は“次発”“次々発”なのだ。

エスカレーターの立ち位置のみならず、日本国内でもいろんなことが違うということが新鮮だった。

ましてやここはドイツ。

毎回のようにテーマにしているドイツ人との差異だが、そりゃあ違いすぎて当然だわな。(-ω-;)






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ドイツ人風の日曜日

とても天気の良い日曜。

出不精の夫を誘って散歩に出かけた。

いかにもドイツらしい日曜の過ごし方だ。

公園に行くと、同じような人達がたくさん。

リスちゃんを見つけはしゃいでいたら、しらっとした目で見られた。( 一一)
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所々に咲き乱れる小さい花。
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日本で買った、スマホにつけるマクロレンズを使って撮ってみる。
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なかなか楽しい。o(^▽^)o
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そしてたどり着いたのが、桜の通り抜け。
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普通の住宅街なのに、なぜかこの通りだけ桜の木があり、ちょっとしたお花見気分になれるので毎年見に来ている。
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一昨年と比べて20日も早く満開になった桜。 ぼんぼりみたいに丸くなって重そうなくらい花をつけている。
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両脇に駐車する車が無ければもっと絵になるのに、惜しい (^^;

大阪で行った事のある、「造幣局の通り抜け」を思い出す。

いろんな種類の桜が咲いてそれは見事なのだが、あまりの人手にメガホンを持った係員が絶え間なく「立ち止まらないで前にお進みくださーい。」と常に言い続けるのがうっとおしい。

桜のあとは屋台でたこ焼きとか買い食いをするのも楽しかった。

ドイツの屋台といえばソーセージやクレープ。

桜を見た後は速やかに家に帰り、おにぎりをほおばった。








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ドイツ人は力持ち

こっちに住んでいると、何もかもが大きすぎると感じる。

トイレに入って便座に座ると足が床につかない。

鏡の位置が高すぎて、頭しか見えない。

スーパーで上の方に陳列されているものに手が届かない。

ドアが重すぎて開かない。

そして生活上欠かせないミネラルウォーターのペットボトル。

1.5リットルが6本パックになっているので、1パック9㎏ぐらい。
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もちろんばらして1本ずつ買えるのだけど、こっちの人は女性でもこれをひょいっと片手で持つ。

その話を夫にしていたら、夫の同僚女性はこれを片手に2パック平気で持つらしいのだ。

さすが・・・ドイツ人。

オクトーバーフェストで1リットル入りのビールジョッキを鷲掴みにして持ち歩ける人たちなのだから、その腕力たるや、素晴らしい。



ボランティア先での出来事。

体が大きい方の車いすを押そうとした時、1ミリも動かなかった。

えらいきっちり効くブレーキやなぁと思ったら、なんと、ブレーキはかかっていなかった。 Σ( ̄ロ ̄lll)

特別な車いすに乗っておられるのだけど、その体重は3桁に違いない。

「今度散歩に行きましょう。」と約束していたのだけど、残念ながら私には平地の施設内以外は押せそうにない。



日本で母に車いすを借りた時、その小ささに驚いた。

まるでおもちゃのようなその小さい車いすに難なくおさまる母を見て、小さくなったなぁ…と思ったものだが、自分の基準がドイツに合っていたから余計にそう思ったのだろう。

いずれにせよ、ゲルマン民族との違いは大きい。

毎回肉とジャガイモで色どりの全くないの昼メニューを見ながら、つくづく思った昼下がりであった。








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本当は怖い“子ぎつねこんこん”

ずっと昔、「本当は怖いグリム童話」という本が流行った。

読んでないが、その内容はメルヘンとは程遠い物だったらしい。

本当は怖いシリーズは、メルヘンに限ったことではない。

こっちに来てから知ったのだが、日本でも歌われている童謡で、ドイツ発祥のものがたくさんある。

例えば“子ぎつねこんこん”。

日本語では 子ぎつねこんこん 山の中 草の実潰してお化粧したり モミジのかんざし つげのくし ♪

なんとも可愛らしい、ほほえましい歌だ。

ところがドイツ語。

Fuchs, du hast die Gans gestohlen,
Gib sie wieder her, gib sie wieder her!
Sonst wird dich der Jäger holen mit dem Schießgewehr.
Sonst wird dich der Jäger holen mit dem Schießgewehr.

Seine große, lange Flinte
Schießt auf dich den Schrot, schießt auf dich den Schrot,
Dass dich färbt die rote Tinte und dann bist du tot.
Dass dich färbt die rote Tinte und dann bist du tot.

Liebes Füchslein, lass dir raten,
Sei doch nur kein Dieb, sei doch nur kein Dieb;
Nimm, du brauchst nicht Gänsebraten mit der Maus vorlieb.
Nimm, du brauchst nicht Gänsebraten mit der Maus vorlieb.

(日本語は私の勝手な意訳)
おいこら キツネ野郎

お前 ガチョウを盗んだな

今すぐ返せ さもないと 猟師に鉄砲で撃たれるぞ


キツネは悪者で、猟師に追いかけまわされる運命にある。

2番に至っては、

彼の散弾銃がお前を撃ち抜くぞ

お前は真っ赤なインクで染まり、そして死ぬんだ

こ・・・これがホントに子供が歌う歌なのか!?( ゚Д゚)

こんなん歌ったら、怖すぎて泣くわ。

3番。

なぁ、キツネさんよ 一つ忠告がある

泥棒にはなるな

食べるならガチョウのローストじゃなくネズミにしておけ


急に年配の刑事さんが犯人を諭すような口調に様変わり。

これでまだガチョウを返さなかったら、夜なべをして手袋を編む母さんが登場するか、手袋を買いに行った話をして泣き落としにかかるに違いない。

もちろんキツネは可愛いだけの存在ではないのだが、こうも歌詞に違いがあるなんて・・・。

子供向けだからと言って手加減しない、これもドイツの国民性なのかもしれない。
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格安ツアーの恐怖

「てるみくらぶ」という旅行会社がえらいことになっている。

ドイツにいたから知らなかったが、この旅行会社の広告は普通に新聞の数ページに掲載されていたらしい。

日本にいたら、私も確実にひっかかっとったな・・・・。(^^;

テレビでは格安ツアーについて、そのからくりを語っていた。

行きたくもない土産物屋に何軒も行かされ、そこでよそより高額な土産を買う羽目になると。



それで昔の話を思い出した。

まだネットも普及しておらず、英語も話せない私たちが海外に行くのに利用するのはもちろん旅行会社のツアー。

なんとなく怖いので、名前の通った旅行会社のみを利用したが、いろいろあるランクの中いつも一番安いツアーを選んだ。

香港に行った時のこと。

例によってあちこち土産物屋に連れていかれ、どこでも店員がつきまとってうっとおしかった行程で、最後に行ったのが漢方薬の店。

9人のツアーだった私たちは店の奥に連れていかれ、パタンと扉を閉められた。

店員に囲まれ、片言の日本語で“日本から届いたお礼の手紙”なるものを散々見せられ、いかに自分たちの扱う漢方薬がすごいかについて聞かされる。

すると今度はまたマンツーマンで、「あなたにはこの薬が合うと思うよ。」と一方的に選んだ薬を勧め押しつけられる。

ちなみに私に押し付けられたのは「やせ薬」だった "(-""-)"

「おいおい、その一択かい」と腹が立ち、何よりそのやり方が怖くて逃げだしたかったが、断ってもぐいぐい迫られて困っていた時、一人の男性が「買いたい人いる?いなかったら出よう。」と口火を切ってくれて、ようやく解放された。

あの時ほど男性をたくましく思ったことはない。

もしあのツアーに男性がいなかったら、欲しくもない漢方薬を買わなければ逃がしてもらえない状況に陥っていただろう。

私の場合は笑い話ですんだが、今回の被害に遭われた方は本当にお気の毒だと思う。

せめて海外で帰れなくなっている人達が、少しでも早く無事に戻ってこれますように。

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プロフィール

かみーれ

Author:かみーれ
ドイツ人が日本人と似てるって?!誰が言ったのそんなこと。
住まなきゃ分からないドイツ人のいい加減さにしょっちゅうキレる毎日ですが、住めば都で早や7年。
どんな事も笑いに変えて、“笑ってもらえりゃ丸儲け”で日本人の夫と二人たくましく生きています。

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