ハイジの幻想

子供の頃楽しみにしていたテレビ番組に、“世界名作劇場”があった。

「フランダースの犬」や「母を訪ねて三千里」では泣き、「あらいぐまラスカル」ではあらいぐまを飼いたい、一緒にイチゴソーダを飲みたいと思い、「アルプスの少女ハイジ」では藁のベッドで寝て、とかしたチーズをのせた黒パンとヤギのミルクの朝ご飯を食べたいと心から憧れたものだ。

しかしここ数年トライという会社がハイジのアニメを使ったコマーシャルを流しており、それを見るとおんじやクララまでもが悪者キャラに変貌している。
yjimage.jpg※画像はお借りしています

昔のままのイメージを壊して欲しくないと思う反面、面白くてプッと吹き出してしまったりもする。

非難する人も多いらしいが、いずれにしても宣伝効果は抜群だと思う。

ラインスタンプまであったらしい・・・。
yjimage (1)

ふと思いついて、youtubeでドイツ語版ハイジを見てみた。

冒頭の曲からして全く違うし、なんといっても違和感満載なのがハイジやクララの声が低すぎること。

5歳やそこらの子供なのに、あれはないで・・・"(-""-)"

それでも懐かしい思いをかみしめながら見ていると、例の食事シーンが出てきた。

そうそうこれこれ・・・。

え?でも待てよ。

ヤギの乳を搾って作ったチーズは当然ヤギのチーズ。ということは・・・あのくっさいチーズ!?

ヤギの乳は飲んだことないけど、チーズから察するに当然臭いはずで、ということは憧れのあの朝ご飯は実は私は食べられない。Σ( ̄ロ ̄lll)

それに藁のベッドも、いくらシーツをひいてもきっとチクチクして寝心地も悪いだろう…。

衝撃の事実に、しばし呆然とした。

現実は時に残酷だ。



そんな中どんどんアニメは話が進み、ハイジはクララの待つフランクフルトへ到着。

実際の街を何度も見ているが、駅も大聖堂もレーマー広場も、どこをとっても忠実に描かれていた。

素晴らしい…。

子供の頃とは全く違う状況で見ても、やはり感動する。 良いものは良いのだ。

でもトライさん、今度はおんじに何をさせる気?









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テーマ : ドイツ生活
ジャンル : 海外情報

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かみーれ

Author:かみーれ
ドイツ人が日本人と似てるって?!誰が言ったのそんなこと。
住まなきゃ分からないドイツ人のいい加減さにしょっちゅうキレる毎日ですが、住めば都で早や7年。
どんな事も笑いに変えて、“笑ってもらえりゃ丸儲け”で日本人の夫と二人たくましく生きています。

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