フジコヘミングさんに心酔する

今回のデュッセルドルフ行きは、フジコヘミングさんのコンサートが目的だった。
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名前はなんとなく知っていたし、演奏曲も知っている曲があるからという単純な理由で出かけたのだ。

場所はStilwerkという商業施設の中にある小さなホール。

客はほぼ日本人で満席で、200人ぐらいいただろうか。

手を伸ばせば届きそうな近くで奏でられるピアノは迫力があり、時に優しく時に力強く、耳にとても心地良かった。

休憩後はトークショーもあり、フジコさんの飾らない人柄や、猫好きで今も25匹の猫と一緒に暮らしている事などを知り、少し身近に感じられるようになった。



彼女の代表曲のようになっている「カンパネラ」。

今までこの曲は“超絶技巧”と言われるように、ただ技術をひけらかしたい人ができるだけ速く弾く曲という印象だった。

ところが彼女はゆっくりめに、一つ一つの音を大事に弾いていた。

ピアノの内部でハンマーが動いている様子が感じ取れるほどに。

こんなにもピアノを聞いて心が揺さぶられたのは初めてだ。


帰ってから彼女が広く知られるようになったきっかけのドキュメンタリー「フジコ~あるピアニストの軌跡~」や菅野美穂さんが演じたドラマ「フジ子・ヘミングの軌跡」の動画を見た。

片耳の聴力を失うなど、様々な困難を乗り越えた彼女だからこそ、あんな演奏ができるのだと思った。


今も精力的に活動し、震災復興支援や動物愛護団体に寄付するためのチャリティーコンサートなども行われている。

来年夏には彼女のドキュメンタリー映画が公開されるそうだ。

我が母よりも年上な彼女。

微力ながら、できる限り応援させてもらおうと思う。



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テーマ : ドイツ生活
ジャンル : 海外情報

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かみーれ

Author:かみーれ
ドイツ人が日本人と似てるって?!誰が言ったのそんなこと。
住まなきゃ分からないドイツ人のいい加減さにしょっちゅうキレる毎日ですが、住めば都で早や7年。
どんな事も笑いに変えて、“笑ってもらえりゃ丸儲け”で日本人の夫と二人たくましく生きています。

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