赤に対する抵抗

小さい頃から真っ赤な服を着た覚えがない。

その所以は母が赤い色が嫌いだったから。

いつも緑や青っぽいチェック柄などを着せられていた。

自分の意志で服を買うようになってからも、選ぶのは紺やグレー、せいぜい芥子色くらいで赤は選ばなかった。

でも一時期変身写真にはまり、普段着ない色を着ようと真っ赤な着物やチャイナドレスを選んだら、これが皆に受けが良かった。

自分ではなんだか落ち着かないこの色が、顔映りがいいらしい。

それからは赤が気になるものの、鏡の前で合わせてみるだけで結局買うまでに至らなかった。

なんか“いちびってる(関西弁で調子に乗ってる)”気がしてしまうのである。


それがこっちに来て女性服売り場を見ると、鮮やかな色が多いこと。

実際街を歩く人の格好も、日本と比べて色とりどりだ。

お年寄りでも堂々と真っ赤なコートを着る。

全身を赤でコーディネートしている人もよくいる。

それを見てちっともおかしいとは思わないのだけど、自分でやる勇気はない。


ところが今日、フリースの上着を買いに行って暴挙に出てしまった。
IMG_1864.jpg

写真で見ると紫っぽいが、実際は赤に黒が混じっている。これと青の二択だったのだが、珍しく青には手が伸びなかった。

昔聞いたことがある。「年を取ると自然と赤い物を着るようになるんだ。」と。

これも老化現象の一つなのだろうか。


しかしこれだけは言える。 いくら年をとっても赤いパンツだけは穿かない。








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かみーれ

在独10年。
毎日ほぼスーパーに行くだけの引きこもり生活。