激安の 弁当さえも 恋しくて

ドイツに戻って3週間。

どうにも現実感がない日々を過ぎしてきたが、ようやく自分の生活拠点はここだったのだと思うようになった。



歩きたばこの煙たさ、道いっぱいに広がって歩き全く譲らない人々、何語か分からない言語が入り混じって聞こえる町・・・・。

スーパーのレジの人と目を合わせて挨拶すること、人目を気にせず自由な人々、目に染みる空の青と木々の緑・・・。




ゆったりと時間が流れる退屈な日々。

考える事と言えば毎日の献立、どこのスーパーに行くか、散歩はどうするか。

同じ人間でほんの数日ずれただけなのに、環境が違うとこうも違うものなのか。

日本にいる間は母の事ばかり考え、お昼もバランスを考えて用意したものだが、1人になるとどうでもいい。

涼しければ毎日インスタントラーメンでもいいくらいだが、暑い日は何もしたくない。




そんな時実家近くのスーパー ラ・ムーの198円弁当を思い出す。

198円でもちゃんとご飯とおかずが数種類入っているし、味もそんなに悪くない。

おまけに198円でも数種類あるし、他に298円、398円弁当もある。

398円弁当を買う時は、ちょっと贅沢な気分になったものだ。

それを知ってからコンビニ弁当が買えなくなった。



何もしなくていい日々は、何をする気もなくなる。

あり余る時間が怠け者を作るのかもしれない。

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かみーれ

在独10年。
毎日ほぼスーパーに行くだけの引きこもり生活。