介護体験記8 訪問リハビリ

介護のお話に戻って。


入院中に介護認定を変更でき、要介護2になった母は退院後訪問リハビリを受けられる事になった。(要介護1以上で可)

これは本当にありがたかった。

入院中と訪問リハでは担当の先生が違うのだが、入院中から訪問担当の先生に時々見て頂けたので、信頼関係が築きやすかった。

訪問リハは週2回、1回40分。

実際に生活する部屋やトイレでの動きを見てもらえ、家具や電化製品の配置など、どうすれば母にとってより使いやすくなるかを検証しながら一緒に考えてもらえるのだ。

病院では問題なかった事が家では問題になったりするし、外泊時だけでは把握しきれないことが起こったりするのだった。

母の場合は自分が手術して片足が長くなったこと、家でも靴を履き歩行器を使う事、外に出る時は外用の歩行器を使う事などをすっかり忘れている時がある。

玄関では靴を履き替えるための椅子に毎回先生をびっくりさせるような座り方をしたものだ。

例えば「手すりを両手で持って。」と言うと、後ろ手に持ってみたり。

何でそうなる???

という疑問は持つだけ無駄。

母としてはその時思った通りにただやっているだけなので、理由などないのである。


今度はそう来たか!?

先生いわく、2・3パターンぐらいのやり方をするのが普通らしいが、母の場合は10回やると10回とも違っていた。"(-""-)"



冷蔵庫からお茶を出すという動作をする時は、歩行器をずらして体を奥に入れてドアを開ければやりやすいと何度言っても覚えられず歩行器は体の前に置いたまま手を伸ばし、顔の前すれすれでドアを開ける。

鼻もげるで


母の奇行を見ては先生と笑い、私達が笑えば母も笑う。

もし一日中1人で見ていたならきっと笑えなかった。


訪問リハビリは母だけでなく私も救ってくれた。


その先生方は今も母のもとを訪れ、放っておくと寝たっきりになりがちな母を動かしてくれている。



日本に向かって合掌。






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かみーれ

在独10年。
毎日ほぼスーパーに行くだけの引きこもり生活。